2008/10/21

フル回転の脳

先ほど日付が変わり10月21日となった。

日付が変わる直前まで脳みそフル回転で作業をしていた。

10月20日はGoogleのイベントのアイデア応募の締め切り
だったからだ。

このエントリを参照

この呼びかけに応えてくれたふみこと真鍋文嘉と一緒に、
アイデアをここ3週間くらいで考えた。

その最後の詰めの作業をラスト2時間くらいで行った。

考えたアイデアの主な内容は以下。

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アイデアの名前(50 字以内)

「土にこめる世界平和」


アイデアを1文で説明して下さい(150 字以内)

「世界で戦争、紛争、テロ等があった場所や今起こっている場所で、子供達が元旦(2010年1月1日)に、世界中の土で泥団子を作ることを通して、世界平和を祈るイベントを開催する。」

アイデアを詳しく説明して下さい(900字以内)

「世界各地から土を集めて、泥団子を作るイベントを開催します。泥団子を作って遊ぶ。子供の頃に経験したことがある人は多いと思います。何気なくただ作ってい た泥団子。その原料は土です。その土には地球の歴史が詰まっています。泥団子、それ自体が小さな地球です。地球上には約60億人が暮らしていますが、日本 のように平和な国ばかりではありません。たくさんの戦争や紛争やテロ行為が起こっています。その原因は人種の違いや民族の違い、宗教の違いが挙げられま す。ですが、同じ地球上に生まれた人間として、共生することが幸せに生きることだと思います。人間にはお互いに理解しあうことができる力があります。「土 を混ぜる」ということは、「理解しあう」ということのメタファーです。世界の土を混ぜて美しい小さな地球を作ることで、世界平和について考えてもらおうと いうのがイベントの趣旨です。使用する土ですが、ある土は原爆が投下された広島の土であったり、またある土は9.11の現場の土であったりと、世界の各地 で悲しい出来事があった場所の土を使います。土だけでなく瓦礫など砕いて使える物も使用します。またそういった何か特別な出来事があった場所だけでなく、 その国を象徴するような場所の土も使用します。日本であれば富士山などが考えられます。そのような土を集めて世界各地にイベント会場を設営し、そこに運び ます。次に誰が泥団子を作るかについて説明します。現地の子供達に参加者を募ります。未来を作っていくのは子供達です。ですから、イベントを通して世界平 和について考えるという経験をしてもらいたいと考えています。また子供が参加することで、その親や周りの大人達にも影響を与えることができると考えます。 さらに、子供達により積極的になってもらうために、各自で混ぜたい物を持ち寄って貰います。世界平和を祈るにあたって、何を混ぜたら良いか、それを混ぜる ことにどんな思いを込めるかを考えてもらいます。」

取り組もうとしている問題や課題は何ですか(450 字以内)

「世界平和という人類の大きな目標について、子供たちでも自ら考えて行動できる機会がないと思います。例えば、日本の子供たちは平和な世の中しか知らず、過去 に様々な世界で戦争、紛争、テロ等が行われてきた事実を歴史でしか知らないと思います。歴史を学ぶというのは過去に起きたことから過ちを学び、それを将来 に活かしていくことだと思います。ですが、実際には教科書に書かれていることを学ぶだけで、何か具体的に行動する機会は殆どありませんし、また大人が与え ることもありません。また現在、不幸にも戦争や紛争の場に暮らしている子供達についても同じことが言えると思います。戦争や紛争が終わってほしいという気 持ちは間違いなく持っていると思います。とてもエネルギーのいることですが、戦争のない国を作っていくのは自分達だという意識を持ってもらい、具体的にそ れに向かって行動してもらいたいです。このイベントは平和な日本から届ける応援のメッセージとも言えます。」

アイデアが実現したら、誰がどのような利益を最も受けることになりますか(450 字以内)

「参加者、主催者、その周りの人間、地球に住む人々が世界平和とは何かを考えること自体が利益だと考える。それにより日常生活での意識の変化も期待できるし、 人への接し方が優しくなることが考えられる。また、現実に起こっている戦争や紛争が解決される原動力となるかもしれない。それが解決されれば、そこに暮らす人々は大きな利益を受けることになる。」

アイデアを実現するには、まず最初にどのような行動が必要な必要となりますか(450 字以内)

アイデア実現に必要不可欠である土の収集と参加者の募集です。

アイデアが実現した場合に得られるべき成果はどのようなものですか。また、それをどのように評価しますか (450字以内)

「最 も大きな成果は、戦争や紛争が解決されることです。それは目標である世界平和に近づくことに他なりません。また戦争や紛争が起きていない国に関しては、友 好関係が結ばれることが世界平和につながるものだと考えます。個人レベルでは、平和に対する意識の変化が挙げられます。ホームページを作成して、参加者の 感想や平和につながる行動をした体験談を集めます。 」

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伝えたいことが表現できただろうか。

読んだ人はぜひ感想を教えてほしい。

感想と反省をちょこっと。

最後の5分くらいまで色々と考えていて、推敲する時間が少なすぎた
というのが反省点である。

文体の「です、ます調」が統一されていないところもあるし、もっと良い
表現があるとも思える。

俺もふみももっと良いものにできるという気持ちがある。

その時点でまだやりきっていないということだ。

Googleのプロジェクトに関しては、もう締め切りになってしまったが
アイデアについては引き続き考えていきたいと思う。



このプロジェクトの存在を知った瞬間に、これは参加するしかない
と思った。

きっと良い経験になるという確信があったし、試してみたいことが
あったからだ。

次に考えたことは、仲間が必要だということ。

それでブログで募集した。

仲間を得て行動を始めた。

まずはお互いの考えを出すブレインストーミングから。

これには殆どSkypeを利用した。

最後までを通して顔を会わして話をしたのは、一度しかなかった。

お互いに忙しく会う時間がないから、これは初めから自分の
頭の中にあった。

これは試してみたいことの一つであった。

試してみた感想は、実際に会う必要は殆どないということ。

会うために費やす労力を考えるとSkypeのほうが良い。

二つ目は情報の共有に専用のブログ作ることだ。

Skypeで話した内容や応募フォームの文章を記事として投稿
していった。

これはとてもうまく機能した。

文章だけを共有するならば、他の方法もたくさんあるがブログ
が優れている点は、何でもできると言っても過言ではないところ。

ブログは記事単位で一つのページとして機能するし、必要な
参考ページをリンクしておくこともできる。

記事が投稿されたことをメールで知らせることもできて、これも
かなり機能したと思う。

お互いに使える時間を利用して考えたことを投稿すれば、
相手にすぐにわかる。




今回使った情報共有の方法は「ウェブ進化論」の著者である
梅田望夫さんから、真似させてもらった。

梅田さんほどネットをうまく使う人はいないんじゃyないだろうか
と思う。

この方法を知ったときけっこう衝撃的だったし、いつか自分も
やってみたいと思っていた。

それが試せて本当に良かったと思うし、歴史に残るかもしれな
い大きなイベントに参加できたことも大きい。




プロジェクトの存在をホームページで知る。

仲間を探す。

Skypeで相談。

ブログで情報共有。

これは絶対にインターネットの正しい使い方だと確信を持って言える。

2 comments:

Anonymous said...

斬新なアイデアだと思う。少なくともそんなアイデアは自分の中にはなかったし。
世界各地の歴史ある場所の土で泥団子を作るっていう、ほぼコストゼロのとこやそこに込められるてる願いというのがマッチしていていいんじゃないか。俺だったらその土で簡単な世界遺産の模型みたいなのを作るのもいいんじゃないかと思う。それによって人間は争いだけじゃなく、素晴らしいものを作れるということを連想させられると思う。また、その遺産を通してその国に関心を持ってもらい、友好の足がかりにしてもらったり、地球環境にも興味を持ってもらう。あとは、参加者は出来れば現地の子供たちだけじゃなく、世界中の子供たちに出来れば、世界の状況といったものを生で経験できるし、より理解を深めることもできると思う。難しいはずだが。

書ききらないからこんなもんにしとくわ。内容は面白いと思ったのが初めに持った気持ちだね。とりあえずお疲れさん。

じゃあ俺こっちだから。

戸塚 晃太 said...

>haruさん
実はこれは完全にオリジナルではないんだよ。

>俺だったらその土で簡単な世界遺産の模型みたいなのを作るのもいいんじゃないかと思う。

これは俺は違うという立場だね。団子であることに意味があると思うからね。

これからもこのアイデアを暖めていこうと思うから、参考にさせてもらうよ。コメントありがとう。

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