2008/10/12

面白いところ

日本時間10月10日夜9時がプロポーザルの締め切り
だった。

全て終わって最後のプロポーザルを出したのが、
1分前の8時59分だった。

なんてせっぱつまったことか。


終わったときに、開いていた窓から外でテニスをする
学生の声が聞こえてきたんだけど、そのとき急に現実
に引き戻されるような感じがした。

窓の外を見ると当たり前だけど、同じ位置に同じ建物
があって、いつもどおりの光景が見えた。

終わったことが実感できた瞬間だった。

今まで壁一枚隔ててすぐ外で行われている生活とは、
完全に違う生活を送っていたから、自分のすぐ身の
周りで起こっていることしか目に付かない状態だった。

もうとにかく9時に間に合わせることしか頭になくて、
人間が生活する時間の流れなんてものは暫くどっか
へいってしまっていた。



人間ってのは例えば何でもいいんだけど、
“戦争はしちゃいけない”と思った次の瞬間に、
“ラーメンが食べたい”とか考えることがある。はず。

1日の中で考えたことをメモにしていったら、何の
関連もないことをどんどん考えていっているような
ことになっていると思う。

だから、小説なんかを読んでいるときに、何でこんな
全く話に関係のないことを登場人物が考えるんだろう
と思うことがあるけど、そういうのが本物の人間には
めっちゃある。

俺が関係ないと思っているだけで、実は話を読めて
ないだけかもしれないけど、そんなことを思うわけだよ。


人間って色んなこと考えるんだなと実感したね。

テニスをする人の声なんていつも聞こえているけど、
今回みたいなことを思ったのは初めて。

それは切羽詰ってたからだろというのは、説明するには
あまりにも言葉が足りないと思う。

今までにも切羽詰まっていたことはあったけど、そんな
ことは思ったことはない。


そこが面白いんだろうね。

2 comments:

Anonymous said...

切羽詰った状況を乗り切ったときの開放感はたまんねな。とりあえずザルお疲れ。

戸塚 晃太 said...

>haruさん
サンキュ。マジたまんねぇっす。

読者の皆さん、ご訪問ありがとうございます。便利なRSS購読をお勧めします!