2008/06/30

再来週

再来週に地元の静岡に帰ろうかなと思っている。

県選手権という陸上の大会が開かれるので、
久しぶりに観戦しようと思う。

この大会は静岡県に選手登録をしている、高校生、
大学生、社会人等の一般の人達が参加できるという
面白い大会である。

静岡を離れて生活している人達が、地元に戻って
きて試合に参加するわけだ。

陸上の大会に行くと、色んな懐かしい人間に会う
ことが多いので、とても楽しみだ。


もう1つ目的がある。

母親の知り合いのトルコ人の人が、雑貨やキリム
という伝統的な織物を販売するお店を開店したの
で、遊びに行こうと思う。

昨日、テレビで見たんだけどトルコは、ヨーロッパ
とアジアをつなぐ場所に位置するため、両方の文化
が入って来て、ごちゃごちゃらしい。

現時点ではEUに加盟していなく、これから加盟する
かどうか色々と議論している最中で、とにかくゲキ
アツな都市だということだ。



珍しく帰りたいと思う今日このごろ。

2008/06/25

余生

昨日、癌患者の看護師についてテレビで
放送されているのを見た。

ある一人の患者のことがとても印象深か
った。


その人は余命数ヶ月と宣告されてから、
ピアノを弾いたり、フランス語を勉強したり、
日記を書いたりと前向きに色んなことをし
て余生を過ごしていった。

それから、日記を本にして残したいと思い
実際に本にした。

その本が完成して手元に届くという日に
体調が悪化して、見ることができるかどう
かという状況になる。

それでも何とか見ることができて、その数時
間後に亡くなった。


これを見ていて俺が思ったことは、自分と患者
の人は、何一つ変わらないということ。

人は例外なくいつか死ぬ。

ただ“死”を感じることができないだけなんだと
思った。

今までと同じように明日は来るし、来週も来年
もくるだろう。

無限に時間があるように感じてしまうけど、確実
に時間は有限なのだ。

それを感じることができたなら、やりたいことを
やるし、親や友達に感謝の気持ちを伝えるか
もしれない。

その時の行動は、自分の中にある価値観とか
大切に思っている純粋な気持ちに従っている
に違いない。




それとテレビを見ながら思い出したことがあった。

それはアップルCEOのスティーブ・ジョブズの
スピーチである。

全文は長いから一部を抜粋して下に載せる。
(全文はこのサイトで。動画もあります。)

***


You've got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle. As with all matters of the heart, you'll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don't settle.


皆さんも自分がやって好きなことを見つけなきゃいけない。それは仕 事も恋愛も根本は同じで、君たちもこれから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど自分が本当に心の底から満足を得たいなら進む道はただ一つ、自 分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、好きなことを仕事にすることなんですね。 まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目です。心の問題と一緒でそういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋 愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。落ち着いてしまってはいけない。


***

"If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.Remembering that I'll be dead soon is the most important tool I've ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything — all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure - these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important. Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. You are already naked. There is no reason not to follow your heart.

「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必 ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見 て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。それ に対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。自分が死と隣り合わせにあることを 忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、あり とあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、き れいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何 か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。

***

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

君 たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人た ちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内な る声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。

***

下線部が特に好きな部分。

経験から語られる言葉は力強い。

徹夜の思い出

6月24日の正午。
9月に行われる天文学会の講演の申し込み
の締め切りだった。

具体的に何をしなければいけないかと言う
と、自分がどんな研究内容を発表するのか
ということを文章にして提出するわけだ。

その文章をAbsutractというんだけど、
これを仕上げるのがとても大変だった。

自分は今回が学会に出るのが初めてで、
要領が全くつかめなくて殆ど先輩に手伝っ
てもらうことになった。

自分が発表する内容に関連したことで、
過去にどんな研究がされてきたのかを
論文で調べていくのが、一番大変だった
ように思う。

何かの締め切りの前というものは慌しい。

先生が海外主張で先週不在で、帰国してすぐ
に締め切りだったので、それがさらに拍車を
かけた。(たぶん。いても同じだったかもしれ
ない。笑)



大学は夜11時を過ぎると泊まらないといけなく
なるんだけど、月曜日は気がついたら11時半に
なっていた。

大学に泊まるのは久しぶりだった。
院生になってからは初めて。


人生で初めて本当に一睡もしないで徹夜したのは、
中学3年生のときのことでよく覚えている。

技術家庭の提出物の締め切りの前日に、友達の家に
泊まって仕上げたときのこと。

課題が朝7時くらいに終わった時に、眠くてしょう
がなかったんだけど、今寝たら学校に行けないだ
うと思って、眠気覚ましに一人で散歩に出かけた。

そんなことをしても眠気は全く消えなかったけど。

4人で泊まったんだけど、散歩から帰ってきたとき
に他のみんなは寝ていた。

その後、朝食を食べて学校へ。

なぜか分からないけど、

"こんなに眠くてしょうがない時はなかなかないぞ。
精神力を鍛えるチャンスだ。学校でも絶対に寝ない。"

と決めていた。

その日は部活がない日だったから、授業が終われば
帰って寝れる。そのことを励みに何とか起き通すこ
とができた。

中学3年生の小僧がいったい何を考えていたのかは、
よくわからない。

2008/06/22

2006年12月26日のこと

脳科学者の茂木さんの“脳を活かす勉強法”がよく
テレビで取り上げられている。

その中でブログを書くことが、記憶力を強化すること
につながると言っていた。

ブログや日記を書くことは、昨日の出来事などを思い
出しながら行う。

この思い出す行為を繰り返すことで、記憶の回路が
強化されるらしい。

なんでも繰り返し練習すれば上達することと同様に、
思い出すということも上達するというわけだ。



自分がブログを始めたのは2006年12月26日のこと。
久しぶりにその時の記事を読んでみた。

この日の記事には書かれていないが、確か12月18日
だったと思う、その日にブログを始めるきっかけが
ある。

雨が降っていて家にいただけでブログを始めるわけ
がない。笑 

そのきっかけは茂木さんの「やわらか脳」出版記念の
トークショーである。

その時の写真。



















「やわらか脳」という本は茂木さんのブログを
編集して出版されたものなので、トークショー
でもブログについて話があった。

そのときに茂木さんは会場の人にブログを書く
ことを勧めていた。

だから始めた。

とりあえずやってみるかというとっても軽い
気持ちで始めたのが、色んな方向へ好奇心を
刺激する結果へとつながっている。

これは本当の話で、今自分が興味を持っている
ものの殆どはブログのおかげだと思っている。

だからブログをかける状況にある限りは、一生
続けていくだろうと確信している。

2008/06/19

自分の方法を見つける

グーグルに淘汰されない知的生産術を読んでから
ちょこちょこ真似してるんだけど、色々と考えること
が出てきた。


まずは、ブログのラベルのつけ方が一つある。

後から必要な情報に行き着くためには、ラベルを
ちゃんとつけておくと楽になる。

サイト内検索で見つければいいことだから、そん
なに気にしなくてもいいことかもしれないけど、
付いていれば役に立つこともあると思う。


もう一つは、本なりWebページなり新聞なりといった
参照元の保存方法についてである。

出来る限り元の情報には、戻らないようにちゃんと
抜粋しておくんだけど、それでも後から見たくなる
ことがあるんじゃないかと思ってしまう。

知的生産のブログは、今のところ他人には一切
見せることがない。

だから、参照元それ自体が残っていなくても、
何を参照したかがわかっていればよい。


続けていく中で自分に適した方法が見つかって
くるだろうから、しばらく続けてみようと思う。

2008/06/18

論文からFirefox

このところ研究で論文をよく読むんだけど、
そこから知った新しいことについて書いてみる。

論文のフォーマットと言えば、pdfが広く使わ
ているので、自然とpdfの形式で処理すること
になる。

以前に色んなデータを残すことが気になる、
みたいな内容のことを書いたと思うんだけど、
それは今も変わらず考えている。

だから、どんな論文を読んだのかをちゃんと
残しておきたいと思ったわけだ。

そんなことを思っていたら、Google docsでpdfが
保存できるようになっていたことを知った。

それは使わない手はないと思い、アップロード
して保存しておくことにした。


Google docs関連、アップロードのお話。

アップロードするときにファイルを一つずつ指定
するのが面倒だと思っていたら、いっぺんにできる
ソフトがgoogleからリリースされていた。

たくさん使う人には必須のアプリケーションだろう。

ただなぜか昨日試してみたんだけど、上手く使えな
かった。

情報が少なくてなぜだかよく分からない。

XPだと動くんだけど、Vistaだと動かない。対応してい
ないんだろうか。



ダウンロードのお話。

昨日、Firefoxの拡張機能で新しくScrapBookという
ものをインストールした。

これは、Webページを保存できるアプリケーション
なんだけど、何がすごいかというとそのページを
そっくりそのまま階層構造ごと保存することができる。

リンクをたどる深さを決めることもできるし、そのページ
にある画像、音声、映像を拡張子で指定して丸ごと
落とすこともできる。

面白いニュースの記事なんかを見つけたときは、
ソーシャルブックマークに登録して、どこからでも
見れるようにしておくことは当然だけど、リンクが
切れてしまってはどうしようもない。

どうしても保存しておきたいものは、ローカルに保存
してどこかにアップロードしておくのが良いだろう。


そういやFirefox3が公開されて、さっそく入れてみた。

世界最速らしい。

それもいいけど、拡張機能が面白いから速かろうが
遅かろうが使うけどね。

来週はMozillaの人の講義があってタイムリーだなと
思った。

2008/06/11

MobileMe

昨日からiPhoneの話題で持ちきり状態ですね。

何て言ったってiPhoneですから当たり前だと
思います。

正直言ってすっごいほしいです。

気になるのは費用ですが、プランはホワイト
プランで、データ通信はパケットし放題の
ものになりそうだということです。

9800円で打ち止めの定額制ですが、それが
どのくらいのパケット通信量になるかと言う
と、YouTubeの動画3本くらいらしいです。

だから、使えばほぼ確実に毎月9800円かかる
ことになるでしょう。

それにホワイトプラン980円がかかり、また
何か300円くらいかかるみたいです。

本体価格は2万円前後になって、これを2年契約
で購入することになります。

2年間使うと30万円くらいかかることになると
思われるわけです。

ということです。



iPhoneもいいんですけど、こっちも気になり
ます。

Appleの“MobileMe”です。

Microsoftの“Live Mesh”と競合するであろう
サービスです。

GoolgeのAndroid、AppleのMobileMe、Microosoftの
Live Meshと携帯端末のプラットホーム争いが激しい
です。

近い将来携帯に必要な機能は、プラットホームに
接続できることだけになるんでしょうか。


そうなるとどこからでもネットに接続できる環境を
整えることが必要になります。

それを無料で開放すれば、とんでもないことになる
わけです。

2008/06/10

FaceBook

梅雨で今週はずっと雨だと天気予報で聞いていた
のに、今日はとても天気が良い。

それはいいとして、最近何かと注目されている
FaceBookについて書く。



まず、現状では日本で浸透することはないと思う。

日本語版が始まったとは言え、サービスの面白さ
の核であるアプリケーションはまだ英語ばかり
である。

開発者が英語圏の人達ばかりなんだろう。

Webサービスの進化のスピードは、とんでもなく
速い。

だから、誰かが頑張ってアプリケーションの
日本語化に取り組めば、広まっていくかもしれない。



Webの面白い動向は全て海外のものだなとつくづく
感じる。

海外のニュースは面白いものばかりと言っても
過言ではない。

日本語で手に入るものだって、ネタは海外のもの。


日本人にとって英語は致命的な壁になっている。

2008/06/05

これは面白い

これは面白い。

読んだ瞬間にそう思った。

iKnow!は自分も使っているので、これからの展開が
とても楽しみである。

ユーザーがコースを作成して、それを公開することで
他のユーザーが使えるようにできる。

まさにWeb2.0なわけだ。

これからは、コースがオープンソースのようになって
いけばもっと面白いだろうなと思う。

そのコースを作っていくコアなメンバーがいて、そこ
にどんどん人が集まってくる。

コースの編集の履歴を残していって、この編集はなん
なんだとか、ああだこうだ議論しながら出来上がって
いく。

1度そういう流れになってしまえば加速度的にコンテンツ
が増えていくだろう。



wikipediaのあるページをめちゃくちゃに破壊すること
は、ほぼ不可能である。

どんなに時間をかけて、内容を書き変えても数分のうち
に元通りにされてしまう。

アカウントを取得して、編集できるようになると分かる。


次は何が起こるんだろうか。

2008/06/03

選別作業

iGoogleのガジェットを1時間くらいかけて整理した。

iGoogleを使い始めたころは、色々とガジェットを
追加するのが楽しくて、あまり使わないものも結構
追加していた。

使用頻度が少ないものや、ニュースのRSSなどを
たくさん削除した。

あってもあまり見ないなら削除した方がいいと思った。


ついでに何か便利なガジェットがないかと探してみた
ところ、複合ガジェットというものを見つけた。

違う種類のガジェットをタブ表示でスッキリと整理する
ことができて便利だ。

おかげでタブが半分以下になった。


3ヶ月に1回くらいはこういった選別する作業が必要
だなと感じた。
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