2008/03/17

卒業旅行を終えて

卒業旅行バリ島から無事に帰国。

当然楽しかったし、とても良い思い出を作ること
ができたと思う。




一緒にいった大学の友達も、ブログやmixiで旅行
のことを書いていて、それを読むと共通の感想が
ある。

それは「人」が面白いということ。

バリ島の人は日本語が話せる人が多くて、たくさん
声をかけてくる。

一番多いのは物売りなんだが、世間話をしてくる人
もたくさんいる。

そんな中にスタバで話しかけてきた2人のヤンキー
がいた。

けっこうな時間話し込んで、その後ヤンキーに車を
出してもらうことになった。

シルバーショップ(正確には違う)に連れて行って
もらったり、食事をしたりした。

最後はクラブに行って、お酒を少し飲んでそこで
お別れした。

その日は特に予定がない日だったが、思わぬ展開
になりとても楽しかった。

バリ滞在の中で一番楽しい日だったのではないだろ
うか。



これはまさに“偶有性”である。

“偶有性”とは、予想できることと、できないことが
混ざっている状態のことである。

これが楽しいということは、経験的にわかるだろう。

例えば何でもいいのだけれど、とってもおいしい
ケーキ屋さんがあるとする。

ケーキなんだからどんなものかは大体が予想が
つくけれど、実際に見て食べてみないことには
詳しいことはわからない。

予想できることと、意外性のあることが混ざっている
不確実な状態は、人間にとって楽しいものなのだ。

海外は“偶有性”のかたまりだ。

日本の常識は通用しない。

道路にはほとんど信号がない。
制限速度がない。
バイクは3人乗りしても良い。
おつりがお金の代わりにあめだま。

いろんなところで刺激をうける。



この旅一番の“偶有性”をもたらしてくれたのが
2人のヤンキーだったのではないか。

だから「人」という印象が強く残っていると思う。

どこにいても出会いは大事である。


“他者との出会いだけが別の人生の可能性を与えてくれる。わたしたちは他者と出会うことだけで、別の人生の可能性に触れることができる。別の人生の可能性が、現在の自分の生き方を測る唯一の尺度になる。”  村上 龍


これは言い過ぎかな。

5 comments:

Anonymous said...

あのヤンキーたちには驚いたな。
現地の人とあんなに楽しく過ごせたのは最高だったよ。まさに海外旅行の醍醐味を味わった感じ。

Anonymous said...

偶有性その通りだな!
って感じ。

Anonymous said...

おれはコータをはじめ、大学のやつらといると、ハンパなく偶有性を感じるぞ。
あんなに笑える集まりはなかなか無いよ。

※もちろんいぶしてから書きました

戸塚 晃太 said...

>haruさん
最高に面白かったな。ああいうのを求めていたよね。

>アゲオさん
そのとおり。さっそくきたね。ってかんじ。

>文嘉さん
いぶしたかどうかは知らんがな。俺らの4年間を漢字一字で表すなら、「笑」しかないな。

Anonymous said...

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