2007/10/08

偏向

今日は1日学校でひたすら実験をしていた。

X線を発射して結晶で反射させる角度の微
調整をする。

実験の目的は任意の角度で偏向したX線を
作ること。

宇宙の電磁波を観測するときには、時間
、位置、エネルギー、偏向の4つの次元が
あると論文でちらっとみた記憶がある。

そういうことで偏向は重要な要素となる
らしい。


電磁波ってのはそもそも何なのか。

人間が目で見える光も電磁波の一種。

"光は波であり、粒子である"

という表現はよく聞くけど、本当はこれ
はたぶん間違いで正しくは、

"波の性質を持ち、粒子の性質も持つ何か"

そういうふうにカトリ先生が言っていたし、
自分もそう思う。

鏡に写った自分の顔を見ることができるの
は、顔から出た光が鏡に当たってそれが反
射するからである。

アインシュタインは鏡を持ちながら、光速
で移動したら鏡に自分の顔が写るのかとい
うことを考えたと聞いたことがある。

顔から出た光は光速で鏡に向かうが、鏡も
光速で動いているから、反射することがで
きずに鏡に顔は写らないと考えることがで
きる。

しかし、実際には鏡には顔は写る。

すっげー不思議だよね。

人間はそういう世界で生活している。

2 comments:

Anonymous said...

"波の性質を持ち、粒子の性質も持つ何か"


確かに。

でも「性質」とか、そういう言葉ではなく、もっとぶっ飛んだ考え方をしなくちゃ、光がなんなのか見えてこない気がする。

「カパカパカパッ」

見たいなね。

戸塚 晃太 said...

>fumiさん
そうだな。そして頭でシミュレーションが必要だな。

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