2008/07/02

社会の縮図

本日はMozilla Japanの方による最後の講義があった。

現在はバグの修正等をしているという技術者の方で、
オープンソースについて話をしてもらった。


オープンソースというと“自由”だという感じを強く受ける。

それは間違いではない。

ソースが公開されているわけだから、自分でほしいものを
作ることができる。

しかし、例えばFirefoxならば、みんながほしいと思う機能
を何でもかんでも入れるわけにはいかない。

それをどう判断しているかというと、コミュニティだという。

Firefox3が10ヵ月ほどリリースが遅れたのも、コミュニティ
内でクオリティが低いと指摘されていたかららしい。

つまり、オープンソースは“社会の縮図”なんだと語っていた。

Firefoxの開発には、100人くらいの人が関わっているら
しく、それだけの人がいればコミュニケーションの必要性
がある。

ネットでしか知らない人間ばかりが集まっているんだろう
けど、そこには社会がある。

リアルの世界となんら変わらないんだという印象を受けた。


Firefoxを知らない人はこちらを。

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