本日はMozilla Japanの方による最後の講義があった。
現在はバグの修正等をしているという技術者の方で、
オープンソースについて話をしてもらった。
オープンソースというと“自由”だという感じを強く受ける。
それは間違いではない。
ソースが公開されているわけだから、自分でほしいものを
作ることができる。
しかし、例えばFirefoxならば、みんながほしいと思う機能
を何でもかんでも入れるわけにはいかない。
それをどう判断しているかというと、コミュニティだという。
Firefox3が10ヵ月ほどリリースが遅れたのも、コミュニティ
内でクオリティが低いと指摘されていたかららしい。
つまり、オープンソースは“社会の縮図”なんだと語っていた。
Firefoxの開発には、100人くらいの人が関わっているら
しく、それだけの人がいればコミュニケーションの必要性
がある。
ネットでしか知らない人間ばかりが集まっているんだろう
けど、そこには社会がある。
リアルの世界となんら変わらないんだという印象を受けた。
Firefoxを知らない人はこちらを。
No comments:
Post a Comment